等級取得の方法

後遺症で等級を取得するためには、医師の診察が重要視されています。近年は医師の医療ミスなどが目立っているので、残念ながら信用することができない医師がいる病院も存在しています。このような病院では、当然正しい診察ができるわけはないので、交通事故が発生したときに運ばれた病院ではなく、別の病院で診察をしてもらうことも検討しておくべきでしょう。

もちろん運ばれた先の病院が信頼できるところであれば問題はありません。等級認定をしてもらう上で重要なことは、よい医師がいる病院を探すことだけではなく、交通事故に詳しい弁護士を探すことも必要です。弁護士も医師と同じように、全ての人がきちんとした知識を持っており、交通事故に詳しいというわけではありません。中には大した知識もない上に、報酬のことばかり考えている弁護士もいます。

よって弁護士選びも重要になるでしょう。その上で診断書を作成してもらい、加害者が加入している保険会社に提出することで、等級認定をするための審査機関である損害保険料率算出機構で審査が行われます。もし認定されなかった場合には、また改めて提出することも可能ですが、書類の内容が一緒であれば、審査の結果も一緒になってしまうのです。

 

認定に納得がいかない

後遺症の等級認定というのは、自分でこの等級だという申告をするのではなく、審査が行われて等級が決まります。簡単に言えば第三者にゆだねることになるので、当然納得がいかないケースもあるでしょう。このように等級認定に納得がいかない場合や、認定すらされなかった場合には、対処方法はないのでしょうか。このようなときに頼りになるのが弁護士になります。

例えば医師と患者の間に弁護士を交えることで、より被害者が有利になるだけではなく、等級審査に通りやすい診断書の作成ができるのです。ただし、いくら被害者が有利になるとは言っても、本来認定されるべき等級よりも慰謝料が多くもらえる等級にしたいからと言って、嘘の診断書を書かせるような不正行為はいけません。あくまで正しい内容の診断書の作成を行う必要があるのです。

等級は最も後遺症の状態が酷い1級から、最も後遺症の症状が軽い14級まで存在しています。後遺症の状態によって、症状が重ければ重いほど低い数字の等級に認定されるのが一般的です。もちろん等級にはこのような状態であるという決まりがあるので、この基準に則って認定されます。それでも納得がいかないという人は、異議申し立てができるようになっているのですが、認定された場合には、覆すのは弁護士がいても難しいでしょう。

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